私のメモ帳から

2026年06月13日 12:11

投稿:いなさんより

   私は、森田的な気づきや学びをメモ帳に残すようにしています。しかし、あとで見返すことはほとんどありません。自分なりに腑に落ちたことを書こうとしても、そんなに多くの経験があるわけではなく、書けることも限られています。できれば心に響いたことや、自分なりに整理できたことを書きたいと思うのですが、思うようにはいきません。

  そこで今回は、まとまっていなくても、結論がなくても、メモ帳に残していた気づきを振り返る意味で、ここに書き写してみることにしました。

【理屈屋さん】

 私は理屈で考えることが好きなほうです。森田についても、まずは理屈から理解しようとします。よくわからないことをそのままにしておけず、あれこれ考え続けて、かえってこんがらがってしまうことがあります。

 以前「神経質の人は理屈から入る、言葉から入る」と聞いたことがあります。つまり、言葉で理解しようとするということです。だとすると、私は“世界を言葉で理解しようとしている”のでしょうか。そう考えると、そこには「事実」が抜け落ちているような気もします。

【神経質の不神経】

  以前、私は「あなたは神経質の不神経です」と言われたことがあります。これはどういう意味なのでしょうか?

 どうやら、「自分の不安や症状には敏感である一方、現実の事実や相手の立場には目が向きにくくなる状態」を指すようです。
私の場合も、まず自分に問題が起こらないことばかり考え、逃げてばかりいました。そのため経験から学ぶことが少なく、実際の事実よりも頭の中で考えることが先に立っていたように思います。

 「今度はああしよう」「こうしよう」と先に考え方や対応を作り、実際の場面でも、その通りに当てはめようとしていました。しかし、それは目の前の事実や相手の気持ちを十分に見ていないことでもありました。

 振り返ってみると、症状や不安ばかりを気にして、現実から学ぶことを避けていたのかもしれません。これも「神経質の不神経」の一つの姿なのだろうと思います。

【ダメ出し】

 私はよく自分にダメ出しをして、不全感に苦しみます。その多くは、先送りの癖に関するものです。先送りした瞬間は気が楽になります。しかし、部屋の机に向かっても思うように手が出ません。いや、「手を出していない」というほうが正確かもしれません。

 あれもこれもと考えるうちに、時間がかかることばかりに目が向き、嫌になってしまいます。年末年始などの長期休暇でも、「今日はゆっくり寝てもいいだろう」と思って朝寝をすると、それが一日だけでは済まず、結局ずるずると続いてしまいます。そのたびに、心の中では言い訳をしています。

 どうやら私は、思い描いたとおりにいかないと無意識に自分へダメ出しをしているようです。それはほとんど自動的な反応で、長年身についた癖なのでしょう。そして、この「思い描いたとおりにあるべきだ」という考え方が、森田でいう「思想の矛盾」なのかもしれません。

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