■集談会に参加して(最新)■ 

毎月第四日曜14時から開催される集談会に参加して感じたことなどまとめてみました。

『バランスを取ること』 2024/3/31  No.57


「苦しみながらも生活のバランスをとり、前向きに生きる」ことを話される方がいました。

苦しいときは苦しいことに目が行って集中してしまい、その他のことがおろそかになって別の問題を作ってさらに苦しさが増す経験をしていたことを思い出していました。


 なんで集中してしまっていたのかを考えていたら、問題はすぐ解決しなければいけないという思い込みがあったと浮かびました。自分だけで済むことならいいが、他の方に意見や調整をお願いしないといけないことは、待つ時間もいるのに焦っている自分もいたと分かり、解決まである不安などの気持ち悪さを、何とかしたいが大本(おおもと)だったと気づきました。

 集中していたのは、問題より不安など感情であったようです。ずれていたなと思いました。見えないものを何とかしようとしても具体的にならない。空気と戦っているようなものだった。

 苦しいときこそ家のこと・仕事のことなどに目を向けてこなしていくことが、偏りをなくしてバランスがとれていくことだったと感じました。

※以上、Tさんより投稿いただきました。

『自分の悩みはおおごと』 2024/2/25  No.56


 2月の集談会は、2/25に開催しました。風邪で参加できない方もいましたが、近況を話してもらったり、毎月送られてくる会報「Hakken」の記事を参考に、学びあったりしました。

特に近況のお話しのなかで、
・Mさんの「退職が間近になって、書類や本の処分をしている」
・Iさんの「自分の仕事の後任者を指名して、引継ぎをしている」
の3つのお話をお聞きして、私もいろいろ考えさせられました。

書類は本は、あっという間に机の引き出しや、本棚がいっぱいになりがちです。いっぱいになると、必要なものがみつかるよう整理整頓が必要になってきます。増えれば増えるほど、探すのが大変になります。

でもそんな整理整頓する暇はないので、基本は、どんどん捨てます。

①貯めないように定期的に捨てることにしています。本は、新しいうちに読んで売れば20~30%で売れます。
②書類は、必ず来た時に、さっと読んで対処して捨てます。毎日来るたくさんのメールも同じです。
③容量を決めて、あふれたら棚卸して捨てる。捨てることが前提なので、自然と必要なものが分かってきます。捨ててしまったと思うものは少なく、もししまったと思っても、即決しているので、情報再収集も容易です。引継ぎを行うときにも、日ごろから仕事の棚卸をしているので、手元にある最新の必要な資料で引継ぎを行うことが、できるようになりました。

でも、家の自分の部屋は、それがなかなかできていません。
さすがに限界なので、昨年からどんどん処分しています。
例えば、本屋や服売ったり、売れないものは捨てます。
でも「買ったとき高かったのに!」もったいないって感情が邪魔して捨てられないものもあります。そんなときには、家族にすててもらうようにしています。

私の場合のお話ですが、
自分にとって、宝物でも家族から見ると、粗大ごみだそうです。
自分にとって、大変な悩みと思っいることも家族から見ると当たり前のこと、立ち止まって悩むようなことではなくて。不快な感情はあって当たり前、立ち止まらず生活をおくること、つまづいたら相談してって言われます。

なんか、まとまりませんが、ひとりで悩んでいることも、安心して話せる場の集談会で、皆さんと対話することで、いろんな発見があります。


『感情の法則を学んで』 2024/1/28  No.55


 2024年の最初の集談会を開催しました。5名皆さんが参加して、近況を語り合ったり、会報の「Hakken1月号」の記事をテーマにお話したりしました。

 森田療法では「感情」に対する取り組みを重視していて、今日はその中でも、最も基本となる感情の法則について、お互いの体験をもとに対話を重ねました。

 <感情の法則>
 ①感情は、放任すれば消失する
 ②感情は、その衝動を満足すれば消失する
 ③感情は、慣れるにつれて不感となる
 ④感情は、それは注意を向けると強くなる
 ⑤感情は、反復経験するにつれて養成される

 心に湧き上がる感情は、喜怒哀楽以外にもたくさんの感情があります。特に、恐怖や不安の感情は誰にでもある感情ですが、何かのきっかけで恐怖や不安の感情に必要以上にとらわれてしまうと、身動きできなくなってしまうことがあります。そのようなとき感情とどう向き合ってきたか、皆さんの体験をお聞きしました。

 帰り道、車を運転しながら、皆さんと話合ったことを心のなかで、もう一度思い出してみます。生きていれば、特に仕事をしていれば、たくさんの感情があふれてきます。時々、身動きできなくなるような不安や恐怖を覚えるような感情があふれて、どうしようもなくなることもしばしばです。

 でも、そんな感情も今では、運転中の視界に飛び込んでくる風景のように、湧き上がる感情はいじらない、今やらなくてはいけないことを解決することに目を向ける。時には、少し勇気を出して、できない・困っていると正直に周りの仲間に、早めに相談して助けてもらうことに徹しています。

 いろいろな感情が浮かんできます。あふれる感情は、いじらない、なくそうとしないこと。時々、どす黒い欲望だらけの感情があふれて来ることもありますが、それもいじらない。

 私の場合は、あふれる感情は、いじらないで、日々のしなくちゃいけないことをコツコツとしています。そうしていると運転中の車窓の風景のように、流れていきます。車の運転で大切なことは、目的地まで事故を起こさないように、安全運転に徹することです。森田療法の感情の法則を学んで、私の感情も、少しづつ風景と同じだと思えるようになりました。

でもね。しんどい時は、立ち止まって休んでもいいよ。
身動きできなくなった時は、しんどいって言って、運転変わってもらって、助手席でぼーっと一息つくのも、時には必要です。



『どんな時でも、ともし火を絶やさぬように』 2023/12/17  No.54


 12月の集談会は今日17日に開催しました。今日、参加のために車に乗ろうとしたら雪が降りだしました。途中、山あいではかなり雪が降って止めようか迷いました。とりあえず、会場まで行って雪がひどくなれば帰ろうと決めて車を走らせました。

 でも、佐賀市内は日差しもあって雪は降ってなくてひと安心で、皆さんとのお話しに参加することができました。そんな天候でしたが、Tさん、Iさん、Mさん、Yさんそしして私の5名で14時より開始することができました。

 私たちが月一度開催している集談会は、今まで台風の時もコロナの時も今日のような雪の日も、必ず運営スタッフが会場に待機して、皆さんの参加をお待ちしています。今までも、台風で運営スタッフが1名で皆さんをお待ちしたこともあります。コロナの感染拡大で会場が使えない時だけ1度だけ中止したことがありますが、その後会場が使えないときは、ネット会議アプリのZoomで皆さんが自宅から参加できるようしています。どんな時でも、ともし火を絶やさぬように開催しています。

 今日は、毎月会報の記事にある「努力をはばむもの」について、皆さんとたくさんお話することができました。今日私の心に刻まれたひと言を紹介します。
『手の震えるのを止めよう、
 止めようする心でもよい、
 とにかくそのままで
 毎日の勤めをはたして
 行けばよいのです』
森田先生が書痙(しょけい:字を書くとき、緊張で手が振え、字を書くことが困難となる症状)に悩む方に贈った言葉です。これから、困難や不安に直面した時、少しでも今日皆さんとお話ししたことやこころに刻まれた言葉を思い出していただければ幸いです。

最後に、今日は雪で行くの止めようと思いましたが、ここに来てよかったと思える一日でした。ありがとうございました。

『日常生活をもっと大事に』 2023/12/5   No.53


11月の集談会は、六名の皆さんが集まり、近況や今月の会報の記事を例にたくさんお話しすることができました。皆さんのお話しを聞いていて思い出したことがありますので紹介したいと思います。

少し前のお話です。何気なく手にした古い古い会報/発見誌をめくっていて、先月の佐世保でお世話になった方の悩みの渦中にあったころの記事を見つけました。その中に
『日常生活をもっと大事にしなさい。
 遠くの問題より手近なことから片付けていきなさい』
と、お母様よりかけられたことばが、私のこころのに刺さりました。

私はその時、悩んでばかりで身動きできなくなっていましたが、この言葉がきっかけで、解決が容易でない悩みはいじらないで、日々の生活や仕事の中でやらなければならに事を、ノートに書き留めて地道にひとつひとつやるようににしました。気がつけば、日常生活が流れていくようになり、私の悩みは無くなることはありませんが小さくなって日々の生活が好転していきました。

月に1回、3時間の短い時間ではありますが、皆さんとの出会い、対話を重ねる中に、転機となる発見があります。次回はどんな発見あるのだろうか?毎回、皆さんとのお話しできる集談会が待ち遠しいです。

『佐世保で合同集談会を開催しました』 2023/10/25   No.52


 10/22(日)、佐世保会場(佐世保駅より徒歩5分の山澄地区コミュニティセンター)で、佐賀・佐世保集談会を開催しました。毎年、開催地は、佐世保と佐賀の会場を交互に実施しています。佐世保での開催は2020年10月以来で3年ぶりの開催でしたが、長崎・佐賀・福岡より、たくさんの皆様が集まり合計17名となりました。

 3年ぶりなので、新しく参加された方や久しぶりにお会いする方のお話しや、いつもの皆さんのお話しの中に、また新たな気づきがありました。特に印象に残ったひとことがありましたので紹介します。

『ここはなんでも自分の正直な気持ちを
  相談できる場所です。
 何かあったらここにくればいいや!
 そう思うことで、
 今まで悩んでいた日々が、
 目前のことに
 集中できるようになりました』

ここに参加される理由は、おひとりおひとり違いますが、皆さんのなくてはならない場所であり続けたいと思いました。来年の開催は、佐賀会場です。また1年後の再会を楽しみにしています。


余談ですが
今回は終了後、佐世保駅のホーム下の居酒屋で懇親会があり、美味しいお酒と新鮮なお魚や料理をごちそうになりながら、たくさん皆さんとお話しすることができました。終了後、JRで帰ったのですが、とにかく眠たくて眠たくて、しょうがなくなりました。

眠たいのを我慢できない。携帯のタイマーセットして少し眠ってしまいました。何とか2駅手前で起きたけど、まぶたは重たく、うとうとしていました。はっと目が覚めて、外を見ると駅ホームが見えます。そう降りなきゃいけない駅でした。

走れば降りれるかもしれないけど、慌てると今までいろいろ失敗しているし、フラフラなのであきらめました。忘れ物したり、こけて怪我したりするの怖いからです。覚悟を決めて、次の駅で降りることににしました。降りた駅で戻りの電車来るまで20分待って、約40分ほど遅れて家につきました。

人生「あって」思うような失敗をすることがあります。慌ててその場を何とかしようとしますが、さらに悪循環に陥るばかりです。なので失敗したら、深呼吸して気持ちが落ち着くのを待って、失敗した事実を認めて慌てず、次にどうすべきか考えるようにしてます。今回も、しまったと思いましたが、仕方がない遠回りになるけど、無理しないで次の駅で降りればいいや!でした。

失敗のおかげで、今度同じようなことがあればこうしようってアイデアも浮かんできます。
そう思うと失敗も悪くないと思えてくるから不思議です。今日、もう一つ私の学んだことです。


『同僚の悪いところが気になったり苛立ったりすること』 2023/9/25   No.51


9/24の集談会は、久しぶりにNさんとIさんが参加され、参加六名でした。
NさんもIさんも、今までお家の都合や体調がよくなく、参加したくても参加できなかったとのこと、今日はたくさんお話しされました。参加ありがとうございました。次回も、みなさまの参加お待ちしております。

今回は、司会のTさんより投稿いただきましたので紹介いたします。
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【同僚の悪いところが気になったり苛立ったりすること】
小説家 村上 龍さん が
『部下の悪いところにばかり目が行くのは性格ではない。誰にでもそういう一面、そういったときはあります。
私の場合、気持ちが落ち込んだり、いやなことがあったりしたときに他人の悪い面に目がいきます。苛立ってしまい、他人に当たりたくなるわけです。
逆に充実した時間を過ごし、達成感ととも心身ともに安らいでいるときは、基本的に他人に対して、優しくというか、寛容になることができます。
だから性格を直したり、変えようとするのではなく、まず自分が充実した時間を過ごしているか、仕事で達成感を得ているかを考えてみたらどうでしょうか』
とお話しされていた記事に目がとまりました。

私も集談会に参加するようになって皆さんと、話して学んだり、気づいたり、ほっとしたりしている内に参加する以前より他人に優しくなれているように感じます。


『一歩踏み出して』 2023/9/3   No.50


 8/24の集談会は真夏の暑い日でしたが予定通り開催しました。今回は福岡からKさんが来られました。先月、ご自身の体験をお話しいただく予定でしたが、都合で来られず、今回の出席となりました。森田療法に出会って、ご自身の悩みと向き合うことができるようになったお話し、貴重なお話しありがとうございました。無理をして膝を痛めてしまったとのこと、お大事に願います。

 悩みの渦中にあるとき、その中から抜け出すことは、容易ではありません。でも、悩みやつらい症状を抱えながら、この一か月あった近況や、過去の体験談を語る中に、回復へのヒントを発見することがあります。この場所が、お互いの対話を通じて、悩める自分の心から、一歩踏み出して、周りに目がいくきっかけをつかむ場所になればいいなと思っています。


『こころのオアシス』 2023/7/25   No.49


蒸し暑い日々が続きますが、23日に月に一度の会場に集まって例会/集談会を開催しました。今月も会報の「努力をはばむもの」記事を読んで、感想や体験を語り合いました。

でも、私は積極的に皆さんのお話しの輪の中に参加することができませんでした。なぜなら、日常の仕事の疲れがたまって、皆さんの対話は聞き取れるのですが、発言を求められても頭が全く回らず言葉が出てこない状態になって、事情を説明して楽な姿勢でお話しを聞くだけにさせてもらいました。

最近はほとんど起きることが無かったのですが、久しぶりに症状が出ました。昔はよくこの症状が出て悩んでいました。この状況が家なら、少し横になって仮眠すればよくなるのですが、仕事中に起きると資料を作ったり、話ができなくなるので本当に困っていました。そんなときは、長めの休憩取ったり、整理したりするような体を動かすことをしていればよくなることが多いですが、仕方がないとその状況に流れを任せるしかなかったです。

正直、こんな状況でも参加させてもらうことができて幸せです。私にとってこの場は、こころのオアシスです。休みながらお話し聞いていたせいで、帰る頃には笑顔で話せるようになっていました。帰りの高速道路は車の自動安全運転モードをONにして、なんとか無事に家まで帰ることができました。心にも、こんなスイッチあるといいのにね!

心身しんどくても、話を聞くだけでも参加OKです。ひと言、しんどいとか言ってもらえると助かります。

興味のある方は気軽に参加してみてください。

※皆さんの話を聞くだけに終わった「努力をはばむもの」記事は、後日私もじっくり読むことができましたので、次回感想お話ししようと思います。


『多少の不安と共に生きていく』 2023/6/25   No.48


 お昼のニュースで沖縄は梅雨開けしたとアナウンスがありました。今日の佐賀は朝から小雨が降るあいにくの天候でしたが、今月の例会/集談会は予定通り開催しました。

今日の後半は、入会すると毎月送られてくる会報の記事を例に、皆さんといろいろお話しました。

福岡のYさんの書かれた『神経症の成り立ち』の記事です。神経症の具体的な症状、症状を引き起こす心のメカニズム、そして森田療法の目指すところを、Yさんの体験を森田先生や高良先生の言葉を交えて書かれていて、とても分かりやすかったです。

お話の最後の一文に次のような言葉がありました。
『結局、不安はなくなるわけではありません。それなら、多少の不安を感じながらも日々を生きていく知恵を見つけるとよいですね。周りを見ると、みんなそうやって生きているのではないでしょうか』

そして、だれかが『多少の不安と共に生きていく』が大切なんですね!とひと言がありました。

月に一度、たった3時間ですが、お互いに対話する中で、参加してよかったなぁと感じる発見があります。次回はどんな発見があるでしょうか?

『ハードルを下げない』 2023/6/4   No.47


5/25の集談会でのお話しです。参加皆さんとお話しする中で、森田療法は「ハードルを下げない」というお話しがあり、とても共感しました。自分も同じような経験をしたばかりなので、そのお話しです。

仕事やプライベートで悩むことが多く、とうとう会社を休むことになりました。
・会社を辞めたらどうか?
・休職したらどうか?
・メンタルクリニックに行ったらどう?
という声も聞こえてきました。どんなに今の現実から逃げられたら楽だろう、と一瞬思いましたが、今までここで学んだ中の
「悩みの渦中にある時には、人生を左右する重大な決断をしてはいけない」
「理想は高く、実行は小刻みに!」
「事実に基づいて行動すること」
というひと言を思い出して、次のように行動することにしました。

①給料が無いと家族をかかえ生活できない。会社は辞めない。休職もしない。
②しばらく期間を決めて、年休をまとめて取るよう相談する。
③メンタルクリニックを受診、働きながら治療する方法を医師に相談、薬の力を借りる。
④今できること、できないことを具体的に伝え、年休が終わったあとの仕事を相談すること。
⑤助けてもらえば「ありがとうございました」と感謝の気持ちを忘れずに直接伝えること

紆余曲折ありましたが結果、年休をまとめて取りました。早すぎるんじゃないか?という声もありましたが、復帰、毎日働き続けています。悩みは無くなったわけではありません。ただただ、目前の今日やらなくてはならないことから、逃げずその一瞬に最善をつくすようにしています。でも、無理なことは早めに、無理な事実を相談して判断を仰ぐようにしています。

自分の中のハードルを下げていくとは簡単なことです。でも、本当はできるのに何もできなくなってしまう。できるとは、今は自分ができないこいとは仲間と協力してもらう・お願いしてやってもらうことも含みます。仲間と協力することで、お互いのことを知ることになり人間関係も円滑になり、仕事の幅も広がっていきます。働くとは、仲間と協力して進めること!今さら再認識したのでした。

森田療法を学んで、症状や悩みはありながら、逃げないハードルを下げないでどうやって解決するか?対処していくか? 自分ができないことは、その事実をしっかりと認め、仲間と協力して進めたり、できることはどんどん長所として伸ばしていく。ハードルを下げないで、時には薬も使ってもいい。

今日は「ハードルを下げない」とは、逃げないで自分自身や家族の将来を真剣に考えることなんじゃないかと皆さんとの対話を通じて発見したことです。

『誰だって苦手はある』 2023/5/6   No.46


4/23の集談会は、6名の皆さんが集まりました。近況をお話ししたり、毎月送られてくる会報の記事を例に皆さんの体験を聞いたり、こんな時はどうしたらいいのか?自由にお話しをすることができました。今回初参加のMさん・Nさん、出席ありがとうございます。

後半、皆さんとのお話しでは今月号の会報の記事「見せかけよりも実質に重点を」高良武久先生のお話しを参考に皆さんとたくさんお話ししました。記事の中で印象に残ったことばがふたつあります。

①他人の思惑が気になるのは、人からどう見られるか、どう思われるかという「見せかけの自分」というものに非常に重点を置いている生活態度だね。

②現在(今)、自分のもっているものを大事にして、そして、自分はある点では人に及ばないところがあるけれども、自分自身の値うちというものは、やはり他人と取り換えることのできないものだ。

<記事を読んで思ったこと>
若いころの私は、人と自分をよく比べていました。比べると、どうしても自分が劣っている部分ばかり見えて、その劣っている部分を克服しようと努力しました。でも努力して上手くいきません。そのうちますます自分に自信が持てなくなって身動きできなくなったことがあります。

でも、今は少し違います。人と比べるのは止めました。

自分のできることは何か?できないことは何か?その事実を認めるだけ。
自分の得意なことは何か?苦手なことは何か?その事実を認めるだけ。

できないこと、苦手なことをやらなくてはいけないときは、ひとりでできるまで待っている時間はありません。少しだけ勇気を出して、素直に仲間に、今はできない事実を、伝えて助けてもらうようにしています。

「誰だって苦手はある。そんな時、お互いに助け合える職場になればいいな!」と今私は思っています。そして何より、そんな弱音を言える関係を最近、大切にしたいと思うようになりました。

以上、私の感想ですが、この高良先生の記事を、読んで思ったこと・気づいたことありますか?一度、箇条書きにしてみませんか?

皆さんの悩みの解決につながるヒントが見つかるかもしれませんよ!お試しくださいね。

『夢って?』 2023/4/9   No.45


3/28の集談会は、5名の皆さんが参加され近況をお話ししました。参加ありがとうございます。

Tさんから『将来に夢は必要か?』という話がありました。
答えは「夢は、生活の幸せを感じる手段のひとつであり、夢がなくてもOK。夢がなくても日々の生活に幸せを感じられれば十分である」とのことでした。

私の経験ですが、学生時代の卒業文集などには将来の夢を書いたり、仕事の中で高い目標をたて挑戦したりしました。夢や高い目標を立ててチャレンジすることは問題ないのですが、しんどいばかりで何か満たされませんでした。家族ができて子供たちが大きくなって、仕事でも若手を支える仕事が多くなって思うことは、何気ない日々の生活や職場のなかで、みんなと喜びを共感したり、笑顔で過ごす時間、子供や仲間の成長を黙って見守る時間が何より大切だなということです。それがあるから何とか日々の生活が送れています。

いつも、近況を話すときは、困っていること、悩んでいいることを話したりしますが、
次回もし機会があれば皆さんと、次のことお話ししたいですね?
「あなたは、どんなことに幸せを感じますか?」
いつもと違いますが、自分自身を知るスタートラインになるといいな!



『自分を赤裸々に打ち出すこと』 2023/3/3   No.44


2/26の集談会では、毎月送られてくる会報の記事「自分を赤裸々に打ち出すこと(3月号 38~40ページ)」について、話し合いました。

森田先生のひと言
『対人恐怖について、たとえウソでもかまわないから試しにやってごらんなさい 。例えば、自分が恥ずかしがりであること、気が小さいことを隠そうとするのが対人恐怖でありますから、自分の恥ずかしいがりや気が小ささをみんなの前で告白すれば 、もはや対人恐怖でなくなるわけであります』

私の場合のお話しですが、
仕事で対人恐怖で悩んでいて、コミュニケーションが うまくとれないことが原因でやるべきことが進められないことがあります。 そんな時、まず 相手に自分が 対人恐怖であることを話しても、相手にはできない言い訳にしか聞こえず、ますます問題は解決しなくなります。

そんな時、相手に告白するのではなく、自分は恥ずかしい、気が小さいと思いながら、それも事実として素直に自分の中で認め 「コミュニケーション不足で、ご迷惑をかけました」とひと言いって、
・いまやるべきことはなにか?
・どのように手順方法で進めていたのか?
・お互いにお願いすること、やってもらうことを具体的に伝えているか?
・お互いに分からないこと、問題となっていること具体的に共有して進めているか?
・期限を決めて進めているか?
など、問題に対して具体的な事実を共有しながら、進めていくようにしています。

でも、仕事を離れ、月に一度の集談会は、そんなありのままの自分について、安心して自由に話すことのできる場所です。普段話すことのできない、自分の短所や弱さを具体的に話すことで、ふだんのみ込んでいる自分自身の正直な気持ちに気づくことが多いような気がします。

自分は恥ずかしい、気が小さいと自分自身を何とか克服しようとするのではなく、それはそれでありのままの自分自身を認めることからスタートすることが大切だと感じています。

皆さんの場合いかがでしょうか?



『直接会って話してみると!』 2023/1/21   No.43


今回の集談会では、参加された方からコロナ禍になってから久々に親類が来た。
また、親類に会いに行けたというお話がありました。

ZoomやLineビデオ通話で、顔を見ながら話していたからこんな感じかなと思っていても、実際に会うと驚かされることが多い。

通信の進化によるありがたさと、限界を感じるとのことでした。

※Tさんより投稿いただきました。

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